Drive My Car (The Beatles cover) 録音日:2010年10月ごろ

一時ギターが世間で売れていないという記事を新聞で読みましたが,最近また若い人の間でもギターを弾く人が増えてきているそうです。エレキギターにはギブソンとフェンダーという2社が昔は覇権を争っていました。しかし,現在はフェンダーが圧倒的に人気のようです。音の違いはあると思いますが,形の違いも大きいような気がします。ギブソンは全体的に丸っぽい形が多いですが(もちろん例外もあります),フェンダーは今見ても前衛的な形をしているような気がします。この曲は,10年以上前に,フェンダーストラトキャスターのリアピックアップを主に使って録音したものです(こうすると硬い音が出ます)。


雨の日と月曜日は(Rainy Days and Mondays)録音日:2012年8月頃

先日学生さんの送別会をかねて4,5年ぶりにカラオケに行きました。若い人はさすがにレパートリーが広く,最近の歌から昔の歌まで見事に歌いこなしていて感心しました。選曲に個性が表れていて,なるほどと納得しました(中には奇妙な歌?もありましたが)。私はというと,最近の歌は朝ドラの主題歌ぐらいしか知らないので,だんだんネタが尽きてきました。英語の歌を歌っていいか聞くと,いいということだったので(あかんとは言えないでしょうが...),この歌を歌いました。原曲は途中で転調するのですが,それを忘れていてえらい目にあいました。しかし,おかげで,この歌を含め,久しぶりに歌を歌う楽しみを感じさせてもらいました。今は,社会に出てゆく学生さんたちの今後の活躍を願うばかりです。

この曲は10年以上前に録音したもので,ベースギターが難しかったのを覚えています。今聞くと,たどたどしいピアノに赤面しますが,若々しい(!?)声で時の流れを感じます...              (2023年3月記)


アルデバラン 録音日:2022年3月

この歌は,2021年秋から始まったNHKの朝ドラの主題歌です。ドラマは3世代にわたる女性の親子の物語で,それぞれの主人公が異なる時代,土地で様々な人との出会いを通して成長していく様子を丹念に描いていました。それぞれの時代で魅力がありましたが,個人的には2代目の深津絵里演じる「るい」とオダギリジョー扮する「ジョー」が登場する大阪編が一番好きでした。この主題歌は最初聴いたときは,その意味がよくわかりませんでしたが,ドラマと並行して聞くうちに,次第にこの歌の魅力がわかってきたような気がしました。歌詞にも共感するところがありました。卒業式の日に,社会人として旅立つ学生さんへの餞としてこの歌を歌いました。私としても思い出深い一日となりました。


ひつじのショーンのテーマ(英語バージョン)録音日:2015年1月ごろ 

ひつじのショーンというストップモーションアニメが昔,流行っていました(今も?)。子供たちに教えられて見てみましたが,なかなか面白くはまりました。日本で映画が公開された時も観に行きました。主人公(?)のショーンと,ショーンたちを見張る牧羊犬ビッツァーとの何とも言えない掛け合いと,牧場主のとぼけた振る舞いが,笑いとおかしみ,そして時に涙を誘います。あるときラジオでたまたまこの主題歌の英語バージョンを聴き,なかなか良かったので,自分なりにロック調で演奏してみました。効果音などもいれて凝ったつもりでしたがどうでしょうか。滋賀にひつじのショーンがリアルに体験できるファームパークがあるそうなので,閉園しないうちに行ってみたいと思います。


Because (The Beatles cover)    録音日:2015年4月ごろ 

多重録音の醍醐味は,一人でハーモニーをつけられることだと(勝手に)思っています。この曲は,BeatlesのAbbey Roadというアルバムの中に入っていて,ジョン,ポール,ジョージの3人が織りなす見事なハーモニーを満喫できます。一度はこの曲に挑戦したいと思っていましたので(今から6年ほど前ですが)録音してみました。ピアノは当時高校生の息子に弾いてもらいました。今その息子は親の反対を押し切って,ドイツの音楽大学に留学しています。先ごろ(2021年7月)一度帰国しましたが,先日(同9月)また,ドイツに戻りました。将来はプロのオーボエ奏者になることを目指しているとのことですが,いったいどうなることやら...

泣き笑いのエピソード        録音日:2021年3月ごろ

3月は教員にとって特別な月です。数年間,研究を共にした学生さんが巣立つのはうれしい反面,やはりさみしい一面もあります。十分に指導できたかどうか,自問自答を迫られるのもこの3月です。ただ,学生さんにとっては,長年の束縛(!?)からの解放で,気持ちはすでに大学にないというのが正直なところかもしれません。

卒業を前にしても,なかなかあらたまって学生さんに言葉をかけることもできないので,最近は卒業式の日に歌を歌っています。泣き笑いのエピソードは,今放送中のNHKの朝ドラ,「おちょやん 」のテーマソングです。昨年の同時期に放送されていた「スカーレット」も面白かったですが,この「おちょやん 」 も気に入っています。いずれのドラマにも,どうしようもない親父が出てきて,娘を苦しめますが,それが原動力となって大きく成長する姿に心打たれます。

無理やり歌を聞かされるのは,学生さんにとっては迷惑な話だと思いますが,運が悪かったとおもって,あきらめてもらいましょう!


フレア (Superfly cover)録音日:2019年11月ごろ

この曲はNHKの朝ドラ「スカーレット」のタイトル曲です。最近,夕食を食べながら 録画したこの番組を見るのが 楽しみになっていました(残念ながら今週で終わってしまいました)。滋賀県の信楽でいろいろな苦難に遭遇しながら,たくましく成長する女性陶芸家の話で,その波乱万丈の人生に魅了されました。ドラマはフィクションですが,モデルとなった女性陶芸家の方がおられるようです。番組中で出てくる戸田恵梨香さん演じる主人公の川原喜美子の作品は,実際にそのモデルとなった方の作品のようです。主人公の喜美子のキャラクターがとても魅力的で,何事にも果敢に立ち向かってゆくその姿勢に,この半年間大変元気づけられました(戸田恵梨香さんは神戸市灘区の高羽小学校出身のようで,その小学校の隣に「扇矢 」という,名物うどん店があります)。ドラマのタイトル曲のフレアには,「負けるもんか」というフレーズが何回もでてきます。力強いこの曲を聴くのもドラマを見る楽しみの一つになっていましたこの曲は,Superflyの作,演奏ですが,私はこれまでこのバンドを知りませんでした。今回をきっかけにいろいろ聞きましたが,ボーカルの越智志帆さんのパワフルな歌いっぷりに圧倒されました。何か1枚CDを買おうかと思っているところです。


Bohemian Rhapsody/QUEEN (cover) 録音日:2018年12月ごろ

数年前QUEENのこのタイトルの映画が流行しました。それをきっかけにQUEENの人気が再燃し,いまでもその傾向は続いているようです。この曲は私が中学時代に流行った曲で,当時,テレビでプロモーションビデオを見た時は,その完成度に衝撃を受けました。ただ,そのころQUEENは日本ではアイドル的な美形のバンドとしての人気が高く,男の私はちょっと距離を置いていたような気がします。しかし,この曲の衝撃はあまりに大きかったので,思い切ってシングルレコードを買いました。私が買った初めての洋楽のシングルレコードだったと思います。ギターソロの部分を一生懸命コピーしようと頑張りましたが,結局満足にできませんでした。

今回は,多重録音で出だしのコーラスとフレディーのピアノ弾き語りの部分をギター伴奏で録音しました。

Ziggy Stardust/David Bowie (cover)録音日:2015年1月ごろ

大学時代に下宿していたとき,近所の商店街の端っこに京一会館という映画館がありました。そこに,週末によく映画を見に入っていました(だいたい深夜でしたが)。そこで,David Bowieの地球に堕ちてきた男(原題:The Man Who Fell To Earth)という映画を見ました。内容はよく覚えていませんが,宇宙からやってきたDavid Bowie扮した宇宙人が地球で滞在し最後は地球で命をおとす話だったかと思います。そのとき映画で見たDavid Bowieの怪しいまでの人間離れした美しさに魅了された覚えがあります。当時(1980年代初頭)David Bowieは,まだそれほどポピュラーな存在ではなく,一部のコアなファンに(少なくとも日本では)支持されていただけだっかと思います。その数年後に,Let's Danceで一気に人気が沸騰し,その後の活躍は誰もが知るところでしょう。この曲は,David Bowie がグラムロックの代表として1970年代に活躍していたころの初期の代表ナンバーです。70年代と後期ではアレンジが変わっていますが,今回は2000年以降のアレンジを参考にしました。


In The City/ The Jam (cover) 録音日:2013年10月ごろ

中学3年生のころ,パンクロックが大流行していました。当時はロック少年だったので,ラジオから流れてくるロックミュージックを熱心に聞いていました。なかでも,JAMのデビューアルバムは衝撃的でした。テレビでプロモーションビデオを見た時も,そのあふれんばかりのエネルギーに痺れました。今回,デビューアルバムのタイトル曲をカバーしました。勢いは到底JAMには敵いませんが,当時のことを思い出しながら演奏しました。


瞳を閉じて/荒井由実(cover) 録音日:2014年12月ごろ

私の妻は荒井由実時代のユーミンの歌をよく鼻歌で歌っています。知り合った当時,彼女から「ユーミンの曲の中で一番好きな曲」と教えられたのがこの曲です。当時,私はユーミンはそれほど好きではなかったのですが,この歌だけはそんな事情で何か愛着がありました。数年前に,ふとこの曲を歌ってみようと思いたち,録音してみました。ユーミンの独特の空気感を出すのは至難の業ですが,私なりに解釈して歌いました。出来上がったものをひとまず妻に聴いてもらいましたが,残念ながら反応はいま一つだったような気がします。


Something/The Beatles (cover) 録音日:2019年12月ごろ

この曲はジョージハリソンの代表曲でオーケストレーションが入った壮大な曲です。ギターも難しいのですが,ポールのベースギターが独特でなかなか弾きこなせていません。原曲では途中でウクレレが入っていますが,それはバイオリンのピチカートで代用しました。最近は,パソコンでオーケストラの音のサンプリングを使うことができ,バイオリンやチェロの音もそれなりに出すことができます。便利な世の中になったものですが,そのためにプロの演奏家は失業しないか,心配でもあります(私がそんなことを心配する必要ないかもしれませんが...)


Get Back/The Beatles (cover) 録音日:2014年6月ごろ

今はYouTubeなどで簡単に動画を見ることができますが,私が中,高校生時代はバンドの演奏シーンはたまにテレビで放送されるプロモーションビデオか,あるいは映画しかありませんでした。最初にビートルズの演奏シーンを見たのは,中学生のころ映画館で見たビートルズの映画Let It Beだったと思います。4人がなにやら訳の分からない会話をしながらリハーサルをする場面を延々と記録しているもので,その時の人間関係は必ずしも良かったわけではなかったようですが,私にとっては動いているビートルズを見るだけでも鳥肌ものでした。そして,映画のクライマックスはロンドンのオフィス街にあるビルの屋上(そのビルの地下にスタジオがありました)での演奏シーンでした。寒風ふきすさぶ中,4人が時に顔を見合わせながら演奏する様子は本当に感激でした。Get Backはその屋上での演奏シーンの最初と最後で2回演奏されるのですが,最後の2回目では警察官が演奏を止めにやってきていて,曲の途中でギターアンプの電源も切られ(そのあと復活しましが),ポールのベースとリンゴのドラムスで何とかつないで,やっと最後までたどり着いたというものでした。演奏が終わった後,ジョンがマイクに向かって「これでオーディションに合格したかな」と冗談交じりでいうシーンで映画が終わります。何とも印象的なシーンで,体に衝撃が走ったのを覚えています。

Back In The USSR/ The Beatles (cover) 録音日:2013年8月ごろ

最初にビートルズを聞いたのは,小学生6年生頃だったかと思います。当時はカーペンターズが好きでした。そのカーペンターズがビートルズの楽曲をカバーしていると知り,ラジオでビートルズの特集番組を聞きました。それ以来,完全に彼らの虜になってしまいました。お小遣いでLP(日本版Meet The Beatles)を早速買い,殆ど毎日聴いていました。しかし,お金がないので同じLPを何度も聞くしかありませんでした。そのとき,ホワイトアルバムといわれる2枚組のLPをある方から頂きました。その時は天にも昇る気持ちだったと思います。
Back In The USSRは,そのホワイトアルバムのLPのA面最初の曲です。レコードに針を落とした時に感じたこの歌のスリリングな感触は未だに忘れられません。この曲はピアノが肝心でなのですが,私はピアノは得意でないので,何度も弾きなおしたことを覚えています。 


Highly Strung/Spandau Ballet (cover) 録音日:2014年8月ごろ

Spandau Ballet(スパンダー・バレー)というバンドは1980年代にイギリスで活躍していたバンドで,Trueという曲で一気に有名になりました。当時,大学生だった 私は,高校時代の友人らとバンド活動をしていました。バンドのメンバーは私を含めて5人で,ヴォーカル,ベース,ギター(私),ドラムス,キーボードという編成でした。この曲は,そのころ練習していた曲で,ボーカルはベースのY君がとっていました。バンド活動は1か月に一度ぐらい大阪のスタジオ(だいたい昭和町の関西楽器のスタジオでしたが)で集まって,大学祭に出るというものです。皆大学が異なるので,それぞれの大学の学祭に出演していました。しかし,そのバンド活動も大学を卒業した後は自然消滅してしまい,その友人らとも最近は会っていないのが少し寂しいです。

数年前に,家の掃除をしていたら当時の楽譜がでてきて,懐かしさのあまり演奏しました。


This Masquerade/Carpenters (cover) 録音日:2013年11月ごろ

この曲の原曲はレオン・ラッセルですが,私はカーペンターズのカバーで初めて知りました。この曲のもつ透明かつ奥深い世界感に惹きつけられます。歌が難しいので十分に歌いこなせていません。この曲を聴くとなぜかワインを飲みたくなるのは私だけでしょうか...


Let It Be/The Beatles (cover) 録音日:2017年6月ごろ

ビートルズの後期の代表曲です。中学のころ,音楽室のピアノでこの曲を練習したのを覚えています。単純なコード進行ですが,陳腐さを感じさせないところに感銘を受けます。この曲には,シングルバージョンとアルバムバージョンがありますが,私はシングルバージョンの方が好きなので,それを意識して録音しました。コーラスが難しかったのを覚えています。 ビートルズ時代のポールマッカートニーの作品でどの曲が一番好きかと問われたら,迷った挙句,この曲を選ぶような気がします。

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